「ワンちゃん」なんて最近テレビで耳にタコが出来るくらい耳にしますね。飼い犬がテレビに写るときは、大抵犬の事をこの呼称で呼びます。(私は「犬」でいいじゃんと思うんですが…)でもでもですよ、テレビで「かわいいワンちゃん」と紹介される犬は大抵ダックスフントやチワワ、パグやポメラニアンといった小型犬で、秋田犬やグレートピレニーズ、シベリアンハスキー等の大型犬を「ワンちゃん」って呼ぶことは先ずありません。野良犬に対しても、「ワンちゃん」という呼称は絶対に使いません。
さて、この違いは一体どこからくるのでしょうか?
実は、「ちゃん」、「くん」、「さん」とは、ヘブライ語でそれぞれ「Chonk(かわいらしい)」「Qon(目下の…)」「Sunge(名前)」という意味があることをご存知ですか?
今で言う「ちゃんづけ/さんづけ」は、この言葉に端を発します。
日本で呼称に「ちゃん」や「くん」をつけるようになったのは、ポルトガルとの交易が始まった1543年だと言われています。
人間での場合を考えれば、恐らく呼称とその意味の一致にも納得がいくでしょう。
まず男の子の場合、あだ名以外で「○○ちゃん」と呼ばれることは先ずありません。
呼ばれるとしても「生まれて5年のまだ小さい頃まで」です。
女の子の場合は別に年齢関係なく「○○ちゃん」って人のことを呼びますね。
道具や食品もそうです。「きゅうりのキューちゃん」という呼称はかわいらしいですが、
「きゅうりのキューくん」となるとなんだか食べてみようっていう印象は与えません。
逆に「天才テ○ビくん」となると、割と子供番組っぽくどんな人にも見られそうな印象を与えますが
「天才○レビちゃん」となると、途端になんだかピンク色でキラキラした、女の子向けのマンガ雑誌の表紙が脳裏を過る事でしょう。
「○○ちゃん」と呼ぶのは、語源たる「Chonk」の意味を十分に考慮した上で用いられるという事です。
これはつまり、知らず知らずのうちに、「かわいいか,かわいくないか」を呼称で選別している、ということに他なりません。
あなたが何かを「ちゃん」づけで呼んでいるなら、それは貴方がそれをかわいいと思っているからなのですよ。愛情の表れですね。
1 件のコメント:
おっと、ポルトガル語について補足です。
ポルトガル語では、形容詞に修飾される語は形容詞の前に来ます。
即ち、"阿部くん"の場合はポルトガル後では「Abe Qon」となり、この意味は「年下の阿部」という意味になります。
ここ、テストに出ますよ~
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